無料のノウハウ公開は誰もが得しない

今回は、「無料のノウハウ公開は誰もが得しない」というテーマでお話しします。

コンテンツ販売においてメルマガを使うのは必須であり、その登録率を高める為には無料プレゼントを用意することが効果的です。

そこで初心者が考える疑問は、「どこまで無料で公開するべきか？」というもの。

パターンとしては、

主にこの2つのどちらかになると思います。

僕自身色々テストして来ましたが、前者の様に無料プレゼントでノウハウを公開しすぎると誰も得しない結果になることが分かりました。

経験上で言うと、かつて「商品内容の9割にあたるノウハウ」を無料プレゼントで公開したことがあります。

その結果、後にセールスする商品の成約率がガタ落ちしました。

焦ってその無料プレゼントを削除し元のものに戻したことで成約率は戻りましたが。

この時は焦りましたよ（笑）

よって、このトラブルが起きた原因を分析した上での意見をお話ししますね。

まず販売者側視点で言うと立場的には、「のちに無料プレゼントに関連したノウハウを商品として販売したい人」です。

この場合、無料プレゼントで公開しすぎるとお客がそれで満足して商品が売れなくなりますからそれでは販売者側は得しません。

例えば、スーパーの試食コーナーでウインナーを1つ試食して貰う程度なら売れ行きに問題はありませんが、仮に1袋や2袋を無料プレゼントした場合、お客はそれで満足するので商品は売れなくなりますからね。

よって、販売者側の視点で言うと「無料プレゼントでの過剰なノウハウ公開は商品が売れなくなるのでNG」だということ。

逆にメルマガ登録者視点で言うと、無料プレゼントで詳しいノウハウを知ることが出来れば嬉しいですよね。

しかし、前述の通りノウハウを販売する立場である無料プレゼントの提供者はノウハウを丁寧に公開したとしても後にセールスする商品が売れなくなるのは嫌なので、最も重要な核となるノウハウは隠します。

この場合どうなると思いますか？

結果は以下の通りです。

この様に、具体的な無料プレゼントを受け取ったお客は無料で手に入ったのでそのノウハウにこだわります。

しかしプレゼント提供者はノウハウ商品を扱う立場上、全公開する訳には行きませんから「重要な核が抜けたノウハウ」になる為に受け取った側は成果は出せない結末を迎えるのです。

よって、無料プレゼントでの具体的なノウハウ公開は

という、誰も得しない結末になります。

かと言って、あまりに公開しなさすぎると信頼を失うことになるので上手く調整する必要がありますが。

何にしても、無料プレゼントでの具体的なノウハウ公開は自分とお客の利益には繋がらず誰も幸せにはならないので避けるべきです。