学生起業したい!その成功マニュアルを紹介

学生起業したい!その成功マニュアルを紹介

YUUです。

学生起業は、日本で言えば「堀江貴文氏」(ホリエモン)などの影響もあり、非常に人気の進路です。

YUU
決まった給料で雇われるサラリーマンではなく、学校を卒業して直ぐに経営者になり経済的に成功するというのは、最も憧れる道ですよね。

収入以外にも、使われる側ではなく「使う側になる」という人生は、普通の人から見れば尊敬の眼差しですから。

その為、「自分も学生起業したい!」などと思っている方も多いでしょう。

しかし、実際は膨大に居る学生起業を行う人の中でも、成功出来るのは「一握り」しか存在しません。

大半は稼げずに諦め就職の道に進んだり、人によっては大きな借金を背負い、人並み以下の生活を送る場合もあります。

この理由はシンプルで、身近に起業した先輩等が居ないこと、大して調べずに勢いで起業するなどの「知識不足」です。

一部の圧倒的なセンスがある人を除けば、学生起業で成功した人の大半は、身近にその道の先輩が居る環境がったり、調べつくして必要な知識を身に付けた状態で行動しているのです。

実際、「学生 起業」などで検索したあなたも、

  • 学生起業するにはどうすればいい?
  • 学生起業でおすすめジャンルは?
  • 学生起業で成功し易いコツは?

この様な疑問や悩みを抱えているでしょう。

よって当記事では、「学生起業の方法」「そのコツ」などを解説します。

目次

学生起業のメリット・デメリット

学生起業のメリット・デメリット

学生起業には、「メリット」と「デメリット」があります。

それが、以下の通り。

メリット
  • 失敗した際のリスクが少ない
  • 社会人より使える時間が多い
  • 体力がある為、多少の無茶も出来る
  • 若いので多少の失敗なら取り返せる
  • 就職する際に経歴を評価され易い
デメリット
  • 社会経験が無い為にビジネスを舐めて掛かりがち
  • 遊びやプライベートの時間が減る
  • 熱中すると学業が疎かになり易い
  • 謎の自信で溢れる為、人の意見を素直に聞けない

では、次の項で1つずつ解説しますね。

メリット・失敗した際のリスクが少ない

学生起業最大のメリットは、「リスクが少ないこと」です。

特に「金銭面のリスク」に関しては、圧倒的に社会人より恵まれています。

学生であれば、実家に住んでいたり親に家賃を払って貰っている場合が多いので、そもそも働かなくても生活の心配がありません。

YUU
この環境って、正直「最強」です。

よって、学業の合間の空いた時間の全てをビジネスに当てられますから、社会人より「成功しやすい環境」を得られるのです。

まあその代わり、働く社会人より使えるお金は少なくなりますがね。

逆に社会人が起業する場合、普通は自分で働いて給料を得て生活をしていく為、その収入を捨てて起業するのはかなりリスクがあるので「覚悟」が必要ですから。

この様に、学生起業は「金銭面のリスク」に関しては、圧倒的に少ないと言えます。

メリット・社会人より使える時間が多い

学生起業は、社会人より「使える時間」が多い点もメリットです。

「学校があるから忙しい」という意見があるかとは思いますが、お金を払って通う学校と、働いてお金を稼ぐ仕事では、確実に差はあります。

YUU
学校は多少さぼっても退学にはなりませんが、「会社」でそれを連続してやったら終わりますからね。

また、学生には各授業後の「休憩」「長期休暇」が頻繫にあるので、後者の場合はこの期間を活かしてビジネスに集中出来ます。

逆に、社会人の場合は休憩の数が少ないですし、長期休暇も学生に比べればたかが知れています。

残業から逃れられない会社であれば、より自由時間は無くなりますからね。

よって、「使える時間が多いこと」も、学生起業のメリットです。

メリット・体力がある為、多少の無茶も出来る

当たり前ですが、若い人の方が「体力」があります。

そもそものエネルギーが違いますし、回復も早い為に多少の無理でも平気なのです。

僕の場合、20歳位頃は週6で夜勤の仕事をしていましたが、日中友達と遊んでからそのまま寝ないで、直で夜勤に向かうことが良くありました。

YUU
今考え得るとあり得ないことですが、当時は平気だったんですよね。

しかし、年を取るにつれて疲れが溜まる様になり、最終的には夜勤明けから出勤まで、ひたすら寝ないと耐えられない体になりました。

これが、「年を取る」ということです。

学生起業をした人の多くも、やはり同じ様に起業当初は学校から帰って寝ないで仕事→学校など、ハードなスケジュールで働いていた人が多いです。

学生起業でも、社会人からの脱サラでも、起業当初は限界まで「無駄な時間を削る作業」が必要になります。

初めから出来上がった仕組みに乗っかる雇われとは違い、自分の力で「0→1」にしなければいけないので、当たり前ですよね。

この際、やはり若い方が圧倒的に有利な条件でこなせるということ。

メリット・若いので多少の失敗なら取り返せる

「若さ」があれば、多少の失敗も取り返せる場合が多いです。

例えば、大学1年で起業したとして、上手く行かずに時間が経ち、「3年生」になってしまったとしましょう。

しかし、それでもまだ「新卒」の条件を満たせる為、就職しても有利な条件で戦うことが出来るのです。

逆に社会人の場合、副業禁止の会社であれば辞めざるを得ないので、即独立して起業しなければいけません。

それですぐ成功できれば良いですが、上記の様に上手く行かなかった場合、「数年の時間」が経ち社会的価値はゴリゴリに下がります。

結果、再就職する場合は、2度と脱サラ前の条件では採用されないです。

つまり、社会人の場合は高確率で「取り返しがつかない」ということ。

YUU
よって、多少の失敗を取り返せる点も、学生起業のメリットですね。

メリット・就職する際に経歴を評価され易い

仮に学生起業で上手く行かなくても、就職する際に「起業の経歴」を評価されることがあります。

というのも、社会に出ていない状態の人間と、起業を経験して多少なりともビジネスに触れた人間では、「後者」の方が経験値は上ですよね。

まあ、大失敗したり数年以上まともに稼げなかったという経歴だと、「使えない人間」と思われる可能性はありますが。

そうではなく、「多少なりとも安定して利益を出せた」(月収数万円~数十万円以上)などの実績があれば、確実に高評価に繋がるでしょう。

起業して稼げたということは、自分の力で仕事を取る、「集客」「セールス」「マーケティングスキル」がある証拠ですから。(転売などは別ですが)

この経験が「ある」のと「無い」のとでは、確実に企業からの評価は変わります。

よって、そういった意味でも学生起業はメリットがあるのです。

デメリット・社会経験が無い為にビジネスを舐めて掛かりがち

学生は社会経験が少ない為、「ビジネスを舐めて掛かること」が多いです。

大抵の学生(サラリーマンもですが)は、「時間給」の発想しか無い場合が多く、バイトの延長の様に考えがちです。

YUU
その為、「これだけやったのに稼げない!」など、ちょっと上手く行かないと挫折するんですよね。

「ゼロ」から稼ぐ仕組みを作る以上、時間給の発想は捨てる必要があります。

他にも、「知識」が無い為に大人に騙されたり、契約の際に逆に舐められて損する場合も多いです。

お金に目がくらむことで、Twitterなどでよくある「嘘の投資案件」&「嘘の稼ぐ系コンサル」に引っ掛かってしまったりするのは、学生が多いです。

他にも、学校内で使って居る自分のキャラクター(若さゆえの)を、そのままビジネスの場に持ち込み、大爆笑されることも多いですね。

デメリット・遊びやプライベートの時間が減る

学生の内に起業するからには、「仕事用に時間を削る必要」があります。

仕送りやバイトなどで多少のお金があり、最も遊びたい時期の学生には辛いでしょうが、「遊びの時間」は最優先で削るべき時間です。

基本的には、「寝る時間」、「遊ぶ時間」、「スマホ弄りの時間」は、削る覚悟で実践するべきです。

YUU
僕が起業した当初は、当然これらを「限界」まで削りましたからね。

社会人であれば、「仕事モード」の感覚が身に付いているのでこの切り替えはし易いですが、その意識が無い学生には難しいことでしょう。

一時の楽しい時間と、起業して成功した未来、どちらが重要かを考えれば、これは出来る筈です。

デメリット・熱中すると学業が疎かになり易い

誰かに雇われず、「自分」で行うビジネはハマると楽しいものです。

収入形態も「歩合」になる為、短期間で大きな収入を得る事も出来ますから、事業が上手く行くと熱中する余り、学業を疎かにし易いデメリットがあります。

まあ、事業が軌道に乗って学生をやる意味を見出せなくなったのなら、そのまま「辞める」のも1つの手でしょう。

しかし、どう考えても高校や大学は卒業しておいて損は無い為、出来るだけ学業には支障を出さないスケジュールを組むことをおすすめします。

デメリット・謎の自信で溢れる為、人の意見を素直に聞けない

若い時は「謎の自信」で溢れている為、人の意見を聞かない場合が多いです。

結果、周囲の忠告を無視し、前述の「怪しい投資案件」「勧誘」に引っ掛かる可能性も高くなります。

YUU
金銭的なことではありませんが、僕も若い頃はそのジャンルの先輩のアドバイスや忠告を、「うぜーな」と聞き流していて、案の常最終的に困ったことが何度もあります。

起業に限らずですが、自分と同じジャンルの先輩というのは、あなたがこれから通る道を既に経験している為、お金が絡むことは特に「先輩の意見」を聞いた方が良いです。

学生起業で成功した有名起業家

学生起業で成功した有名起業家

ここでは、学生起業で成功した「有名起業家」をご紹介します。

それが、以下の7名。

有名学生起業家
  • ビルゲイツ
  • マークザッカーバーグ
  • 孫正義
  • 堀江貴文
  • 江副浩正
  • 鶴岡裕太
  • 村上太一

次の項では、彼らが学生時代に行ったビジネス、そして現在のビジネスをご紹介します。

ビルゲイツ

ビルゲイツ氏は、言わずと知れた「Microsoft」の創業者です。

因みに正確には、高校の先輩である「ポールアレン氏」との共同創業になります。

元は高校時代に起業し、同じくポールアレン氏と共に交通量計測システムを作成する、「トラフォロデータ」(法人化はしていない)という名称の会社を立ち上げます。

その後、「Microsoft」を設立し、長者番付1位を継続して獲得するレベルで成功しました。

マークザッカーバーグ

Facebook創業者の「マークザッカーバーグ氏」も、学生起業家の一人です。

彼はハーバード大学時代に、現在のFacebookの前進となるサービスを作ります。

初めは、ハーバード大学内の同じクラスの同級生の情報をチェックできるというサービス。

次に、大学の女子学生をランク付けするサイトの「フェイスマッシュ」を作成。

その後、現在の「Facebook」を作り起業し、世界長者番付の上位に上り詰めました。

孫正義

ソフトバンク創業者の「孫正義さん」も、学生起業家の一人です。

孫正義さんは、カリフォルニアのホーリーネーム大学在学中に、起業を決意。

有名なエピソードとして、音声装置付き多国語翻訳機を発明し、シャープに持ち込んで「1億円」で買い取って貰ったというものがあります。

その後、その資金を元手にソフトバンクグループを設立し、日本の長者番付では「1位」、世界でも全体で言えば「上位」に名を連ねるレベルで大成功しました。

普通の人なら、1億円を稼げたら貯金しますが、それを元手に新たなビジネスを始める辺りが「起業家」ですよね。

堀江貴文

ライブドアで有名な堀江貴文さんは、日本において最も有名な学生起業家でしょう。

当時は、ホリエモンの影響で「学生起業ブーム」が訪れたそうですからね。(僕は当時、起業に興味が無かったので知りませんが)

初めは、東大在学中に「プログラマー」としてアルバイトをしたそう。

その後、WEBサイト作成会社の「オン・ザ・エッヂ」を設立し、ライブドアを買収します。

それからは色々ありましたが、今では「オンラインサロン」、「有料メルマガ運営」、「YouTube」、「ロケットの打ち上げ」などに携わっています。

江副浩正

リクルート創業者の「江副浩正さん」も、学生起業家の一人です。

東京大学在学中に学校の掲示板を見て、「この求人を東大新聞に広告として載せたらどうか?」と思い付いたそう。

そしてこれが派生し、「リクナビ」となった経緯があります。

元は紙面での掲載でしたが、現在は「WEB」に特化し、しっかりネット時代に適応していますね。

鶴岡裕太

BASE株式会社の「鶴岡裕太氏」も、学生起業家の一人です。

これは、彼が大学生の時に投資家の支援を受けて作り、その後は東証マザーズに上場しています。

このBASE株式会社は、ECサイト作成サービスの「BASE」や、決済アプリの「PAY ID」を提供する会社です。

元は、小売店をやっていた鶴岡裕太氏の母親の、「ネットショップを作りたいけど、難しくてやり方が分からない」という言葉を聞いて、ビジネスモデルをひらめいたそうです。

起業と言うと、斬新なビジネスモデルをイメージしがちですが、この様な人が難しく感じることをシンプルで簡単に行えるサービスを作るのも、「起業家の役割」ですよね。

よって、「既にあるもの」の中からでも、ビジネスチャンスはあるのです。

村上太一

株式会社リブセンス創業者の「村上太一氏」も、学生起業家の一人です。

元は高校の頃から起業を意識し、現在のアルバイト情報を掲載するジョブセンスの原型を作っていたそう。

その後、大学1年で株式会社リブセンスを起業し、「25歳」という史上最年少の若さで東証一部に上場します。

学生起業で参入しやすいジャンル

学生起業で参入しやすいジャンル

学生起業する際は、大きく分けると「2つ」の参入しやすいジャンルがあります。

それが、以下のもの。

学生起業でおすすめジャンル
  • 小売業
  • 人材派遣

小売業

最もおすすめなのは、「小売業」です。

YUU
最近で言えば、「ネットビジネス系」が学生起業で人気ですね。

例えば、アフィリエイトネットショップなどなら低資金ノーリスクで出来ますし、ブログやサイトを使って商品を売ることは誰でも可能です。

これなら「学業の片手間」でも実践できますから、手軽に商売を経験出来る訳ですよ。

学生起業において、この様な「スモールビジネス」(小資本できるビジネス)の選択は必須です。

失敗のリスクが少ない上に、学生の経済力でも余裕で実践できます。

加えて、ネットでECサイト(楽天市場、Amazon、個人サイトなど)を通し商品を買った経験は誰でもあるでしょうから、「ユーザー視点」にも立てます。

また、このビジネスは大人気なので、検索すれば膨大な先輩の学生起業家の、成功までの経緯を見ることも出来ます。

初めは小規模で実践できますし、自在に事業を拡大することも可能なので、需要がある事業を作れば上場も目指せます。

よって、個人的には最もおすすめするジャンルですね。

人材業

「人材業」も、学生起業で人気のジャンルです。

ネットビジネス系に比べると、資金が必要でリスクもありますが、分かり易い実業である為に「社会的信用」も得られやすいです。

人材業は人手を求める企業と、仕事や出会いを求める個人をつなぐ仕事である為、このネット時代でもゴリゴリに需要がありますから、まず廃れることは無いでしょう。

メジャーどころで言うと、「リクナビ」の様なサービスですね。

「バイト」や「婚活」のマッチングアプリなど、人が必要としている需要を見つけて、それをつなぐサービスを作るのが今のトレンドです。

学生起業で失敗する4つの原因

学生起業で失敗する4つの原因

学生起業で失敗する際の原因には、大抵「共通点」があります。

それが、以下のもの。

学生起業で失敗する原因
  • 流行りで気軽に始めることによる早めの諦め
  • 現実的じゃない目標設定
  • 友達同士で始める際の緩み
  • 起業のメリットしか頭に無い

流行りで気軽に始めることによる早めの諦め

ホリエモンの起業ブームの様な、「流行りに乗っかる形」で学生起業を始める集団の大半は、直ぐに脱落します。

特に、低資金ノーリスクで出来る「ネットビジネス系」の場合は稼げずに辞めても大したダメージは無いので、より気軽に始めて辞める人が多いです。

これでは絶対に上手くは行かないので、「本気で起業で成功したい!」という目的がある場合のみ、起業をおすすめします。

現実的じゃない目標設定

学生起業を目指す人の多くは、「現実的じゃない目標設定」をします。

具体的に言うなら、今の自分のスキルでは現実的じゃない目標ですね。

ありがちなのが、以下のもの。

  • 3か月以内に月収100万円を達成する
  • 上場を目指す
  • 複数店舗を作る

これらは、現時点で何のスキルも無い学生が行うべき目標設定ではないので、ほぼ叶わないどころか、まともな利益すら上げられずに失敗します。

最終的な目標としてなら良いですが、まずは「現実的な目標」を作りましょう。

例えば、最低限一人で生活出来る収入(月20万円)を目指す、など。

この様な目標を少しづつ達成して行き、現時点での自分のレベルにあった範囲で徐々に拡大して行けば、失敗する可能性を減らせます。

友達同士で始める際の緩み

友達同士で学生起業する場合、高確率で失敗します。

何故なら、組織で行うビジネスに必須な「上下関係」が無いからです。

どちらかが社長になる場合も、共同経営者になる場合も、元が友達なら上下関係は無い場合が多く「タメ口」になるでしょう。

そうなると、必ずどちらかが気が緩み「ミス」をしても、適当にごまかして終了。

間違いをお互いに認めない、意見が合わずに喧嘩など、すれ違いが起きます。

最終的には、仕事での利益の貢献による収入の取り分などで揉め、良くて「けんか別れ」、最悪の場合は「裁判」で泥沼化しますから。

YUU
まあ、大抵はそもそも収入などで揉める程成功せずに、喧嘩別れになる可能性が高いですね。

よって学生起業する際、友達同士で行うのはおすすめしません。

起業のメリットしか頭に無い

起業は「高収入」を得て、「他人からの高い評価」を得られる夢があります。

その為、これに憧れて起業を志す学生は非常に多いです。

しかし、ビジネス初心者が学生起業で成功するまでには、一定期間は勉強と地味な作業の日々が続きます。

早くて「半年」、長くて「数年」は掛かる場合もあるでしょう。

学生起業する人の多くは、「煌びやかなメリット」ばかりに目が行き、この様な実態を理解しないまま始める傾向があるのです。

「こんなに辛いとは思わなかった」、「思ってたのと違う」など、自分で0→1を作ることの難しさを実感し、脱落しがちです。

YUU
はっきり言って、今成功している学生起業家の先輩でも、初めからスムーズに上手く行った人は稀です。

その9割以上は、必死に「勉強&努力」し、何度上手く行かずに挫折しても諦めず「継続」したからこそ、今があるということ。

時には、周囲に馬鹿にされて悔しい思いをしたこともあるでしょう。

これを知らず、成功の一面だけを切り取って鵜呑みにすると、大抵は継続できずに失敗します。

とは言え、今は「起業系のSNS」などで、成功者までの経緯などを語っている発信が溢れているので、昔ほど無知で始める人は少ないでしょう。

現在の華やかな生活が発信されている一方で、必ずこの様な「辛い思い」、「悔しい思いをした過去」なども発信されていますから、表面上のメリットだけを鵜呑みにするのはNGです。

学生起業で苦労すること

学生起業で苦労すること

学生起業では、「苦労すること」もあります。

典型的なもので言えば、以下の通り。

学生起業で苦労すること
  • バイトとは違う労働に苦戦する
  • 労働時間と収入が見合わないことがある
  • 学業が疎かになる

バイトとは違う労働形態に苦戦する

現在学生であれば、「バイト」をしたことがある人は多いでしょう。

しかし学生起業とバイトでは、「労働形態」が違います。

雇われであるバイトなら、ただ言われたことをやればいいだけですが、起業の場合そうはいきません。

全てを「自分」で考える必要がある上に、計画性を持って「スケジュール化」する必要もありますから、

それ自体は直接収入には繋がらないことも、時にはやらなければいけない場面も存在します。

またバイトであれば、嫌な仕事で「自分はやりたくない」などと、人の押し付けて避けられることも自分でやらなければいけません。

労働時間と収入が見合わないことがある

起業する場合は収入形態が「歩合」になるので、労働時間と稼ぎが見合わないことがよくあります。

バイトであれば、決まった時間働けば必ず規定通りの給料を貰えますが、起業でそれは通用しません。

そもそも収入を得る仕組み自体を、「自分」で作る必要があるので、創業当初は収入ゼロなんてことは当たり前にあることです。

これは人それぞれ個人差がありますが、中には「1年以上収入ゼロ」なんて場合もあるので、時間給脳ではやってられないでしょう。(「ネットビジネス系」ならマイナスにならないので、ダメージは無いですが)

起業が軌道に乗り収入を得られても、安定する保証は無いので、時には休日などに朝から晩まで働いても1円も稼げなくなるリスクもあります。

学業が疎かになる

学生起業では学校にも通う必要があるので、熱中すると「学業が疎かになる場合」もあります。

留年せずに進級出来る程度は、真面目に学業に取り組む必要がありますし、それでいて事業で利益を出す必要もある。

その為、やることのスケジュール化という「計画性」が必須です。

とは言え、給料を貰って生活する社会人での起業に比べると、学生ですから多少のサボりは問題無いので、大分「気楽にできる環境」ではありますがね。

学生起業で成功する3つのコツ

学生起業で成功する3つのコツ

学生起業で成功するコツは、以下の通り。

学生起業で成功するコツ
  • スモールビジネスから始める
  • 正しい情報を手に入れる
  • PDCAサイクルを回し続ける

スモールビジネスから始める

初期の学生起業家は、大抵お金も知識も人脈もありません。

その為、最も重要な成功のコツは、「スモールビジネス」を行うことです。

簡単に言えば、ネットビジネス系など、パソコン一台で自宅で自分一人でも出来る様なビジネスのこと。

「アフィリエイト」などの広告収入系、「転売」、「WEBサイト作成」などなら、低資金ノーリスクで出来ますし、正しく見極めれば検索などでも有益な知識を学べますからね。

これらなら、「無料から~数万円程度」で始められるので学生でも容易に参入できる上に、規模の大きいリアルビジネスの実業に比べると大失敗するリスクは少ないです。

従って、現実的に「成功出来る可能性が高い」ということ。

逆に店舗を構える、スタッフを雇うなどのビジネスの場合、膨大な資金が必要でリスクもある為、学生起業としては成功確率が低くなります。

YUU
自分一人(自分の力)で稼いだことも無いのに、固定費を掛けて「他人の収入の面倒も見る」なんて、身の程知らずも良い所ですからね。

そして、この様なスモールビジネスで「資金とノウハウ」が溜まってから、規模の大きいリアルビジネスに参入すれば、高い確率で成功できます。

実際、現在は実業で大きく稼ぐ学生起業家の中でも、元はネットビジネス出身であることが多いです。

100歩譲って、仮に始めから実業をやるにしても、一番初めは自分一人で身軽に動ける環境から始めた方が良いです。

例えば、「便利屋」で起業するにしても、初めは自分一人で全て対応し、安定して仕事が増えてきたらスタッフを雇うなど、その状態のレベルに合った拡大をするべきです。

これもある意味、「スモールビジネス」から始めることになりますね。

初めは「個人事業主」として行い、自分一人で出来る範囲で広告を出すなど見込み客を集め、固定客が増え始めてから規模を拡大すれば大失敗するリスクは減らせますから。

この様に、「スモールビジネス」から拡大して行けば、比較的容易にマネタイズできるのです。

正しい情報を手に入れる

学生起業する際は、「正しい知識」を身に付けた上で行いましょう。

現在、安定して需要があり成功者が居るジャンルというのは、「確立されたノウハウ」があります。

その為、数打ちゃ当たる作戦で突っ込むのではなく、正しい知識を身に付けた上で実践することが必須です。

YUU
これをやるのとやらないのとでは、圧倒的に「成功までのスピード」が違いますから。

方法は主に3つあり、それが以下の通り。

  • 先輩に起業家が居るならアドバイスを貰う
  • 検索などで正しい方法を調べる(詐欺に注意)
  • 「お金」を払ってノウハウを学ぶ

一番良いのは①ですが、この様な環境は中々無いので、大抵は「②と③」になるでしょう。

検索エンジンでは大抵のことを調べられるので、正しい情報か否かを精査する必要はあるものの、知識を身に付けることが出来ます

また、可能であれば「お金」を払って学ぶことも出来ます。

一部、やってもないことを教える胡散臭いコンサルタントは居ますが、実際に自分で検証して正しいノウハウを持っている優秀なコンサルタントも存在します。

よって、可能であれば「選択肢の1つ」として考えることをおすすめしますね。

PDCAサイクルを回し続ける

学生起業で成功するには、「PDCAサイクル」を回し続けることも重要です。

これは、

  • P(PLAN)計画
  • D(DO)実行
  • C(CHECK)評価
  • A(ACTION)改善

の略です。

簡単に言えば、「ちょっと上手く行かないからって諦めるな」ということ。

学生起業で成功した人の殆どは、これらを繰り返し継続して努力したからこそ、安定して稼ぎ続けられるノウハウを身に付けられたのです。

先程の「正しい知識」を身に付けるにしても、全てを知れる環境なんてそうそうないので、自分で考えなければいけない場合もあります。

その際、これが出来なければ環境の変化などに対応できず、一巻の終わりですから。

有料無料関係なく、知識を学べる環境があればそれを活用すれば良いですが、それが出来ない場合も当然あるので、その際は起業家として「自分」で身に付ける必要があります。

学生起業で成功する人の特徴

学生起業で成功する人の特徴

学生起業で成功する人の特徴には、「共通点」があります。

それが、以下の通り。

学生起業で成功する人の特徴
  • 助言を受け入れる素直さ・自分で考える力がある
  • 地味なことも全力でやり抜く
  • その分野の成功者を徹底的に真似る

助言を受け入れる素直さ・自分で考える力がある

起業家には、「素直さ」と「考える力」が必須です。

良く誤解されやすい特徴が、「我が強い」、「自己主張が激しい」ですが、これのみで成功出来るのは類まれなセンスを持った天才だけです。

起業家の中でもこのレベルの天才は稀ですから、凡人がこれを鵜呑みにしていては成功は難しいでしょう。

確かに起業家は雇われではないので、我が強く自己主張が激しいこと自体は、まあ良いと思います。

しかしそれに加えて、同じジャンルの先輩のアドバイスを素直に聞き、自分で考える力も兼ね備えていることが、凡人が成功する為に必須な要素となります。

天才とは違い、自分の直感だけでは上手くいかない場合が多いので、アドバイスを貰ったりノウハウを学ぶ。

その上で、前述の「PDCAサイクル」を回し続けることで、ようやく稼ぎ続けられるスキルが身に付くということ。

地味なことも全力でやり抜く

起業はバイトなどの雇われとは違うので、全ての作業が直接「収入」に繋がるとは限りません。

しかしそれでも、やらなければ最終的には収入を得られないのです。

全くズレたことをやったとしても、それが「間違い」だと気付けば2度とやらない為、確実に成功へ一歩近づけます。

人間は学ぶ生き物なので、ひたすら継続すればいつかは「正解」を引き、大成功することもあります。

お金を掛けて広告を出しても、全く利益にならず「赤字」のまま時間が過ぎることも、当たり前にあります。

この様な事業が軌道に乗るまでの間は、収入を得られないのに継続する自分の行動を、友達に馬鹿にされることもあるでしょう。

周囲が部活やサークル、楽しそうに遊んでいる間、無収入で作業する虚しい日々を経験するかもしれません。

それでも諦めずに「継続」することが、学生起業で成功する人の特徴なのです。

その分野の成功者のやり方を徹底的に真似る

学生起業で成功する人は、「その分野の成功者のやり方」を真似ます。

それも徹底的にです。

勿論、天才的なセンスがある人なら新しいノウハウを作って成功出来ますが、それがない凡人は「真似」が唯一成功できる方法となります。

前述の通り、既に安定して需要のあるジャンルというのは「確立されたノウハウ」がある為、成功者の真似をして成功するのは当たり前ですよね。

しかし、大抵の人は「表面上の一部分」しか真似ない為、猿真似かつでしかなくビジネスにならないのです。

二番煎じでも、正しく真似れば十分ビジネスになりますから、学生起業で成功を目指すのであれば「成功者のビジネスモデル」を真似ましょう。

とは言え、丸パクリではなく「全体の構成や雰囲気を真似る」のが必須です。

学生起業から事業売却で成功した人の特徴

学生起業から事業売却で成功した人の特徴

学生起業の次のステップとして、「事業売却」という手段があります。

これを行うことで、株式会社であれば「キャピタルゲイン」といって、株式収入による稼ぎを得られます。

キャピタルゲインの凄い所は、どれだけ稼いでも税金が一律で「20%」だということ。

普通の事業収入なら、累進課税により最高で50%以上も税金を取られますから、「キャピタルゲイン」は税金の高い日本において最も高収入を得られる形態なのです。

YUU
学生起業家の有名どころでは、青汁王子こと「三崎優太さん」が、現在この事業売却によるキャピタルゲインを収入源にしているそうです。

元は、ネットビジネスである「アフィリエイト」で資金を稼ぎ、その後通販で「青汁」を販売、そして現在では以前からの資金を元手に多くの株式会社の株主になり、成長させて事業売却に繋げているのです。

この様に、事業売却で成功している学生起業家は、元はスモールビジネスから始めて資金を為、徐々に拡大しているケースが多いです。

つまり、1つのことで上手く行ったからではなく、順序良く「複数事業」を拡大させ「環境の変化」を経験していることが、その特徴となります。

学生の時点で、沢山の資金を持っている人なんて稀ですし、ビジネスの経験や知識も無い場合が大半です。

だからこそ、このスモールビジネス→実業進出→事業売却という流れが、成功し易い「ゴールデンロード」だということ。

学生起業でよくある質問と回答

学生起業でよくある質問と回答

起業は低資金人脈ゼロでも出来ますか?

問題無くできます。

究極的には完全無料でも出来ますが、最低でも「数万円」の資金さえあれば、あとは人脈ゼロでも起業は可能です。

起業には主に「個人事業主」「法人」(株式会社)がありますが、個人事業主の場合は【0円】株式会社を作る場合は【25万円】で出来ます。

とは言え前述の通り、学生起業は「スモールビジネス」から始めた方が良いので、その場合はネットビジネス系になるでしょうから、個人事業主で十分です。

ネットビジネス系なら、パソコン一台かつ自宅で一人で出来るので、人脈は不要です。

起業に学歴は必要ですか?

あった方が良いとは思いますが、「無くても問題ない」です。

学歴が高い方が良いというのは、資金提供を募る際、「東大生です!」「早大生です!」など、自身が有名大学の生徒であることをアピールする際に使えます。

日本は学籍社会なので、学歴が高ければ「将来性」を期待される可能性があり、「同じ大学卒の先輩投資家」などから、気に入られる可能性もありますからね。

そしてこの要素を除けば、起業での成功と学歴はほぼ「関係ない」です。

その理屈で言うなら、東大生の大半が起業して成功できることになるでしょう。

でも実際は、東大生でも起業し成功する人は少ないですし、そもそも起業する人も少ないのが現実です。

答えは簡単で、彼らは「学歴と起業の成功は無関係」ということを、自分達で分かっているからです。

だからこそ、自分が積み上げたものを失う可能性が高い起業はせず、高学歴の大半は雇われるのです。

逆に、高卒や中卒で起業し大成功している人は普通に居ます。

起業と言うと、「大企業」などをイメージする人が多いですが、世の中のビジネスはそれだけではありません。

「ラーメン屋」「美容室」「ネットビジネス」など幾らでもありますし、その中で学歴の無い経営者はゴロゴロいますからね。

その為、高学歴ではない学生でも、努力次第で成功できるのです。

起業に必要な要素は知識・スキルは何ですか?

起業に必要な知識・スキルは、「集客」と「セールス」です。

雇われの場合、仕事は初めから用意されていますし、ただ決まった時間働くだけで、お金を稼げますよね?

しかし起業では、自分で見込み客を集めて商品をセールスしなければいけません。

これを初めから出来る人は少ないので、ビジネスモデルにもよりますが、1つ1つ順に身に付けて行くことになります。

アフィリエイトなどのネットビジネス系なら、まずはブログやSNSで「集客」を出来る様になりましょう。

それが出来て初めて、集まった見込み客に色んな方法で商品やサービスをセールスし、「ABテスト」を繰り返し反応を確かめ精度を上げられる様になるのです。

また、どんぶり勘定ではなくこれらを「数値化」することも重要です。

数値化することで、データを取ることが出来るので改善もし易くなりますから。

例えば、集客が完全に出来ているのに商品が売れないなら、そのセールス法、商品ページ、商品そのものに原因があるのは明らかです。

あとは、「各URLのクリック率」などを数値化して辿れば、大元の原因が分かるので、それを改善すればいいだけです。

学生起業の流れを解説します

学生起業をする流れを解説します

ここでは学生起業の、主な流れを解説します。

学生起業の流れ
  • 起業の目標を決める
  • 事業アイデアを決める
  • 事業アイデアの需要を見極める
  • 個人事業主と法人どちらで起業するかを決める
  • 資金調達と人材の採用を決める

起業の目標を決める

まずは、「起業の目標」を決めましょう。

ここで重要なのは、現実的な目標から順に決めることです。

例えば、3か月以内に利益で「月20万円」を達成するなどですね。

非現実的な先に目標を決めると、それしか眼中に無くなり基礎知識の勉強や、泥臭い作業などをやってられなくなるので。

事業アイデアを決める

次に、「事業アイデア」を決めましょう。

ここで重要なのは、しつこい様ですが小規模で出来る「スモールビジネス」です。

特にこだわりがないのであれば、ネットビジネス系をおすすめします。

どうしても、店舗型ビジネス事務所を構えてスタッフを雇う必要があるジャンルをやりたい場合、前述の通り初めは「小規模」で行った方が良いです。

つまり、自分一人で出来る範囲の規模で、出来るだけ経費が掛からない状態で行うということ。

これなら、利益率も高いですし大失敗するリスクは抑えられますから。

事業アイデアの需要を見極める

次は、「行う事業の需要の確認」です。

行いたい事業が、「需要の無いジャンル」であれば収益性が低いので、やる意味がありませんから。

因みに、超簡単にそのビジネスの需要を確認する方法があります。

それは、「行いたい事業のキーワード」で検索すること。

これで、検索画面の上部と下部に「広告」が表示されたら、お金を払って広告を出す=需要があるということになるので、お金になります。

あとは、その広告自体のキャッチコピーや内容、リンク先のキャッシュポイントまでを真似すれば、収入を生むビジネスを作れるのです。

これで一定の収入を得られる様になれば、基本のノウハウが身に付いている筈なので、後は「独自性」を出して差別化しても良い段階です。

とは言え、前述の「既に需要あるジャンル」を行えば、需要があるのは分かり切っている為、ただ真似すれば稼げますが。

個人事業主と法人どちらで起業するかを決める

事業の需要を確認したら、「個人事業主」と「法人」どちらで行うかを決めましょう。

ネットビジネスなど、一人で行えるスモールビジネスを選択する際は、個人事業主で十分なので自宅の管轄の税務署に「開業届け」を出せばOK。

YUU
因みに僕自身は、ネットビジネス系なので「個人事業主」で申請しています。(青色申告なので多少は税制上得です)

店舗型など、高額な固定費が掛かるビジネスを行う場合、法人の方が税制上得なので、「株式会社」を設立した方が良いです。

その場合、初心者が自分で行う場合は大変ですが、今では「freee」などを使うことで、株式会社設立に必要な書類を簡単に作成できます。

因みに、現在は株式会社設立の資本金は「1円」からでも出来るので、ご安心下さい。

その際は、以下のものを先に決めておけばスムーズに進みます。

  • 会社名
  • 会社住所
  • 事業内容
  • 資本金額
  • 発行可能株式総数
  • 代表取締役の氏名
  • 代表取締役の任期
  • 会社決算日

資金調達と人材の採用を決める

行うビジネスモデルで「資金調達」や「人材採用」が必要な場合は、早急に行いましょう。

いきなり、大きな固定費が掛かるビジネスを行うのはリスクが高いので、資金調達が満額成功しても、現実的な規模で徐々に拡大することをおすすめします。

ただし、ネットビジネス系であれば、「無料~数万程度」できるのでこれは不要です。

学生起業する際の資金調達方法

学生起業する際の資金調達方法

学生起業で「資金調達」をする際は、幾つかの方法があります。

それが、以下の3つ。

おすすめの資金調達法
  • バイトで貯める
  • クラウドファンディングを利用する
  • エンジェル投資家に出資してもらう

バイトで貯める

最も手軽なのは、「バイト」で貯金すること。

仕送りがある学生であれば、バイト代を丸々貯金出来る筈ですし、年に数回ある「長期休暇」を利用すればそれなりのお金を貯められるでしょう。

この方法なら、他人に借りる訳ではないので返済義務は無いですし、お金の使い方に口を出されることもありません。

特に、「行うビジネスに関連したバイト」で働けば、お金を稼げてスキルが身に付くので一石二鳥です。

YUU
上手く交渉すれば、起業後に個人的に仕事を回してくれるコネを作れるかもしれませんしね。

ただし、バイトに熱中することで「学業」に支障が出たり、環境が良ければ楽しくなってズルズルとバイトを続け、本来の目的を失う可能性もあります。

加えて、やはり学生のバイトでは貯金できる金額に限度があり、必要資金が足りない場合がある点も、デメリットです。

クラウドファンディングを利用する

「クラウドファンディング」も、学生起業の資金調達でおすすめの方法です。

大きい声では言えませんが、慈善事業系(殺処分救済など)の案件は、どれも高額な資金が集まっている印象があります。

よって、あなたが「これ系のビジネス」を考えているのであれば、クラウドファンディングで容易に資金が集まるでしょう。

クラウドファンディングのメリットは他者から資金提供を募るものの、銀行からの借り入れなどとは違い、「返済の義務が無い点」です。

集まる金額も、学生のバイトでは難しい「数百万円単位」の資金を集めることも出来ます。

ただし、クラウドファンディングでは「リターン」(見返り)を求める場合が多いので、高額な資金を集めたい場合は、それに見合ったリターンを用意するデメリットがあります。

また、運営基に「手数料」を支払う必要もあるので、丸々自分の取り分にはなりません。

エンジェル投資家に出資してもらう

「エンジェル投資家」からの資金提供も、1つの手です。

借り入れではないので、無利子で資金提供を受けられますし、経営の知識を持っている場合が多いのでアドバイスを受けられるメリットもあります。

その為、人にもよるでしょうが「経営知識がある投資家」の場合、自分一人で起業するより成功確率が高くなる可能性が高いです。

その代わり経営権の一部」や、提供金額によってはその大半」を持って行かれる場合もあるので、投資家の意見で経営の方向性が決まってしまうデメリットもあります。

中には態度が高圧的な投資家も居るので、「提供者を見極める力」も必要になりますね。

学生起業でおすすめのコンテンツ

学生起業でおすすめのコンテンツ

学生起業する際に、見ておいた方が良いものが沢山あります。

とは言え大抵紹介されているのは、「ビジネス書」的なものだったりと、どうも小難しいものが多いです。

そもそもこの様なコンテンツの場合、具体的なノウハウというよりか「大まかな流れ」「成功者の考え」が大半なので、ビジネス書でなくても良いと僕は思いますね。

僕がおすすめするのは、「ソーシャルネットワーク」という映画です。

これは当記事でも紹介した、Facebook創業者のマークザッカーバーグの学生時代を描いた映画です。

初めは遊びのつもりで作ったサービスが人気になり起業し、訴訟による金銭トラブルに巻き込まれるまでを描いた内容になっています。

ビジネス書とは違い、全体的に「アメリカ的な青春映画」なので堅苦しくなく、見易いでしょう。

学生起業は「行動力」が必須

学生起業は「行動力」が必須

ここまで、「学生起業」について解説しました。

学生起業は、サラリーマンの様に雇われることなく自分の力で自由に稼ぎ、大きな収入を得られる夢があります。

その代わり、成功するのは簡単に出来ることではないので、「越えなければいけない壁」が幾つもあります。

「必要な知識」を身に付け、難易度が低い「スモールビジネス」から始め、「現実的な目標」を決めて1つずつクリアすることで実現できるものです。

その間は、時間労働では無いので「割に合わない」と思うこともあるでしょう。

人によっては、半年~1年以上まともな収入が無いなんてことも珍しくありませんから。

それでも諦めずに継続しなければ、成功は出来ないのが現実です。

有名学生起業家の中には、稀に短期間で簡単に成功した人が居るかもしませんが、それは「一部の天才」の話。

普通の凡人は、残念ながら時間を掛けてコツコツ継続する必要があります。

しかし、「スモールビジネス」(特にネットビジネス)から始めれば、失うものは時間と少額のお金だけで、大失敗する様なダメージは無いです。

となると、必要なものは只の「努力」「継続」だけだということ。

たったこれだけのことで、あなたは労働者を抜け出し経営者になり、経済的にも成功できるのです。

ぜひ、本気で頑張ってみて下さい。

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