今回は、「リスクの少ない起業のやり方」というテーマでお話しします。
起業というと、大きな資金を用意してリスクを覚悟で一か八かで始めるイメージが一般的です。
でも、この考えって物凄く愚かなんですよね。
勿論、ジャンルによっては大きな資金とリスクは避けられないものもありますが、それもやり方を工夫すれば回避することが可能です。
例えばラーメン屋を開こうと思う場合、今の時代はネットがありますから僕なら店を出す前に全てのSNSを使って自作のラーメンを投稿します。
この時はただ時間を作ったり休日を利用してラーメンを個人的に作るだけなので本業と並行して行えますから、生活やお金に一切の心配は無いです。
そして投稿を半年とか一年続けてある程度のフォロワーやファンが付くかを判断します。
これでフォロワーが増えなかったりファンが付かなければ、どっちみち店舗を開いても成功確率は低いですからね。
ある程度のフォロワーやファンが付いたら、ポップアップ(一週間や1ヶ月など)として期間限定で場所を借りて試験的に営業することを告知します。
これなら、もしお客が来なくてビジネスにならなくても大したダメージが無く安全に撤退できますし、継続する際も安い勉強代で改善できるメリットがあります。
そしてまとまった売り上げが出たらそこから実際に経営する際に掛かるであろう経費を引き、利益を出せると判断した所でようやく「出店」というのが資金やリスクを抑えて安全に成功する方法です。
まあ、ポップアップは一度では無く数回やってから判断した方が安全ですけどね。
この方法なら出店まで本業と継続できるので資金も貯められますし、SNSの運用によってデータ分析に加えて集客も出来てしまうので最も賢い起業方法だと思います。
これをやらずいきなり資金を掛けて店を出して人を雇ってそれから集客した場合、完全なる「博打状態」で経営することになるので、リスクが高すぎます。
これは覚悟としてはカッコいいですが、戦略としてはアホです。
経営者というのは、ストーリー的な上部のカッコ良さよりもまず「確実に安定した利益を出すこと」の方が優先ですし、何倍もカッコいいです。
とは言え、この様な方法ができない始める際に多大な資金やリスクを抱えざるを得ないジャンルを実践する場合もあるかと思います。
その場合は、まずは小さく始めれる他のビジネスで安定した収益を出す仕組みを作り、そこで生まれた「余剰資金」を使って行うことで、貯金を全て注ぎ込む様な一か八かのチャレンジではなく余裕を持って始められます。
よってリスクが少なく起業する方法は
- 自分が制御できる小さい範囲で始める
- 貯金を注ぎ込むのでは無く余剰資金で始める
ということです。
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