ランディングページの作り方を現役LPコンサルタントが徹底解説

「ランディングページの作り方が分からない」
「LPはどうやって作れば良いの?」
「正しい方法を教えて欲しい!」

当記事は、この様な悩みを抱えた方に向けて書いています。

現代のWEBは広告で溢れているので、あなたと同ジャンルの競合の広告が膨大に存在する為、成果を上げる難易度は非常に高いです。

はっきり言って、正しい知識なしに無暗に作ったLPでは成果を出すことは出来ません。

LPコンサルタントとして多くのお客様を見てますし、僕自身が過去に作成したLPから1つも商品が売れなかった経験がありますから。

その後正しいLP作成の知識を身に付けたことで、それ以降に作成したLPから全ての商品が売れています。

現在はLPコンサルタントとして多くのお客様に、その正しい作り方をお教えしています。

  • LPを作る手順や構成の解説
  • LPを作る際に注意するべきこと
  • 売れるLPを作る為に必要なこと
  • 売れるLPを作って貰える会社は?

当記事では上記の様な疑問にお答えいたします。

ぜひ、当記事を参考に売れるLPを作成し成果を出して下さいね。

目次

ランディングページとは

 

ランディングページとは、「着地ページ」という意味です。

ようは、ユーザーが始めに訪問(ランディング)するページだということ。

経路としては、検索エンジンからの訪問、SNSからの訪問、広告からの訪問、他サイトからのリンク経由での訪問など様々。

一般的にLPというと、商品購入やメルマガ登録などを目的としたメニューなどが存在しない1枚もののページという認識になります。

とは言え、実際のところLPというのは、「サイト訪問者に特定のアクションを起こさせる為のページ」です。

具体的には、1枚のページで初見の訪問者に関心を持ってもらい、信頼を得て欲求を刺激し特定の行動を起こさせるという仕掛けが必要です。

その代表的な目的が、商品購入やメルマガ登録だということです。

よって、一般的な様々なコンテンツを続けて見て貰うことが目的のページとは違い、他記事へのリンクなどは貼らず「1つの目的」の為にそのページ読み進めて貰う目的で作るものです。

ランディングページの作り方

 

ここからは、具体的なLPの作り方の手順を解説します。

目的を決める

 

初めに行うのは、「目的を決めること」です。

これはLPを作成する前に行います。

この目的とは、以下の様なものです。

  • 商品購入させる
  • メルマガ登録させる
  • 資料請求させる
  • 会員を増やす

ECサイトの場合、店頭販売とは違い見込み客は商品を直接手に取ったり見ることが出来ません。

その為、商品の写真や動画、関連する情報を出来るだけ多く掲載する必要があります。

逆に、メルマガ登録や資料請求、サブスクなどの会員を増やすことが目的の場合、商品購入よりハードルが低いので、LP構成が簡潔でありベネフィットを伝えるだけで十分である場合が多いです。

商品販売用LPは長いページ数が必要ですが、後者の場合は短いLP(ショートLP)を使います。

そして目的が決まったら、LPに訪れて欲しいターゲット(どんなターゲットに来て欲しいのか?)を決めます。

ペルソナを分析して請求軸を決める

 

次は、ターゲットの「ペルソナ」と「請求軸」を決めます。

ペルソナは、自分の商品を購入するターゲットを「一人の人間」をイメージして設定することを言います。

主に、以下の様なものです。

ペルソナ例
  • 年齢→30代
  • 性別→男性
  • 居住地→東京
  • 年収→400~500万円
  • 世帯→独身一人暮らし
  • 悩み→20代まではスリムだったが、30歳を越えてから太りだしたことでダイエットに悩んでいる。独身一人暮らしなのである程度は自由になるお金がある。

売れるLPを作る為にはこのペルソナを細かく設定し、「ターゲットは何に悩んでいてどんな人物なのか?」ということを確実に決めておく必要があります。

男性向け商品と女性向け商品では、見込み客が魅力を感じるデザインが全く違いますし、ターゲットの悩みや生活環境などで打ち出す請求も違って来るからです。

因みに、LPは一度作って終わりではありません。

リンクのクリックなどデータを取ってテストマーケティングを繰り返して、改善を続ける必要があるのですね。

その際にも、このペルソナが固まっていない改善の途中でブレてどんどん売れないLPになってしまいますから、このペルソナ設定はLP作成において最も重要な工程です。

LPの構成を決めてワイヤーフレームを作成する

 

LPの目的やペルソナ分析が出来たら、次は「LPの構成」を決めます。

先程も解説しましたが、LPは「見込み客に特定の行動をして貰うこと」です。

これはプレゼンテーションであり、「適切な順番」でLP構成を作って行くことでスムーズに目的に到達して貰うことが出来ます。

伝える内容も重要なのですが、それと同じ位「伝える順番」も重要なのです。

初見の見込み客にいきなり商品画像や購入リンクを貼ってセールスを行っても、売れる可能性は低いですから。

適切な順番で伝えることで、売れる可能性が大幅に高まるのです。

そしてこの順番を決める設計図のことを、「ワイヤーフレーム」と言います。

何事も設計図が無いと、正しく構築はできないのでこの要素は必須だということ。

LPの構成はざっくり言えば、以下の様なものです。

ファーストビュー
・キャッチコピー
・キャッチ画像
・権威性を示す
・CTA

ボディーコピー(関心喚起)
・ストーリー
・共感

ボディーコピー(信頼構築)
・証拠の掲示
・お客様の声

クロージング
・CTA
・フォーム(登録や購入)

構成に沿ってコンテンツを作成する

 

ここからは、構成に沿ってコンテンツを作成する段階です。

既に決めた目的とペルソナに沿って構成を決め、設計図であるワイヤーフレームを完成させた後に作成に入ります。

ファーストビュー

 

ファーストビューは、ランディングページで最も重要です。

その理由は、見込み客がページを訪れて一番初めに見る部分であり、ファーストビューで表示されている以下の要素で、「そのLPが自分が求める内容か否か」を判断するからです。

  • キャッチコピー
  • アイキャッチ画像
  • 権威性の掲示
  • CTA

売れるLPと売れないLPの違いは、9割がたがこの「ファーストビューの魅力や構成の差」と言って良いでしょう。

キャッチコピー

 

キャッチコピーは、ファーストビューで最も重要な要素です。

この出来がファーストビューの魅力を決めます。

売れないキャッチコピーの特徴は「ただの商品説明」になっている場合が典型的で、売れるキャッチコピーの特徴は「LPを見るベネフィット」を伝えているものになっています。

ただし商品販売LPならともかく、メルマガ登録や資料請求LPの場合、ここで売り込み感などを醸し出すとページを閉じられてしまうので注意が必要です。

アイキャッチ画像

 

アイキャッチ画像は、「そのLPの顔となる画像」のこと。

一目でそのLPの内容や(商品やサービス)が分かるような画像かつ、胡散臭いものではないものにすることが効果的です。

上記の要素を満たしつつ、その業界であなただけしか使っていない画像などがあれば、より高い効果を生みます。

権威性を示す

 

権威性とは、あなたの商品やサービスの第三者からの評価のことです。

「お客様の声」だったり、「取引先の実績」、第三者からの紹介などを掲示出来れば、より売れやすいLPになります。

CTA

 

CTAは、商品購入やメルマガ登録ボタン&それを促す請求を差します。

CTAをファーストビューに配置することで、LPの成果が高まる可能性があります。

また、ボタンの色や配置、ボタン内に記載する言葉の違いなどでも大きく成果が変わって来るので、こちらも重要な要素です。

ボディーコピー

 

ボディーコピーはLPの本体であり、最も大きな範囲を占めます。

関心喚起

・ストーリー
・共感

ベネフィット

・商品を購入することで得られるメリット
・商品のメリット

信頼獲得

・商品の効果の証拠
・お客様の声や実績の掲示

LPの成果を高める為にはいきなりセールスをするのではなく、見込み客の関心を高めて興味を持ってもらう為の「ストーリー」、「共感」が必須です。

加えて、商品購入などによって得られる「ベネフィット」を伝えなければ見込み客は価値を感じません。

「商品の効果の証拠」、「お客様の声」や「実績の掲示」も掲示しなければ信頼や安心を得られない為、ここが抜けていると商品は購入されないです。

クロージング

 

ファーストビュー、ボディーコピーのよって見込み客の関心、信頼、安心を獲得した後は、「クロージング」が必要です。

ここの出来が悪いと商品の購入には至りません。

クロージングの要素は、以下の2つです。

・CTA
・フォーム(登録や購入)

CTAとは「Call To  Action」の略です。

具体的には、次のフォームをクリックして商品購入やメルマガ登録などを促す発信のことをです。

このCTAが分かりずらい、フォームが見づらい、フォームクリック後の決済の手間が掛かる(何回もクリックする必要がある等)といった要素があればあるほど、LPの成果は下がります。

出来るだけシンプルな構成かつ、少ない手間で目的のアクションを完了出来る様にすることが売れるLPのコツです。

デザインを行う

 

コンテンツが出来た後は、「デザイン」を行います。

デザインの違いでもLPの効果に違いが出る為、馬鹿にはできません。

といっても、綺麗なデザインが重要という訳ではなく「ターゲットに合わせたデザイン」という意味です。

例えば、「男性向け商品」と「女性向け商品」では魅力を感じるデザインは確実に違いますからね。

特に女性は「視覚」で判断する傾向があるので、女性向け商品のLPでは写真や画像などを多く使った方が効果的な場合が多いです。

逆に男性は「情報の網羅性」の方が重視される場合が多く、文章がメインの方が効果的だったりします。

よって、デザインはこれといった決まりはなく「ペルソナによって変わる」と言えますね。

とは言え、大まかなLPのデザインのポイントは以下の通りです。

  • 写真を多く使い、テキストでは表現しきれないビジュアルイメージを伝える
  • 強調したい箇所の文字の色や太さを変える
  • メリハリを付ける為にフォントサイズを変える

デザインに関しては、自己判断ではなく「競合のLP」をリサーチするのも1つの手です。

そのジャンルの競合の多くが決まったデザインになっている場合、それがそのジャンルのペルソナが魅力に感じるものである可能性が高いですから。

開発、コーディングを行う

 

次は、LPをWEBページにする「コーディング」という作業を行います。

この場合、プログラミングが出来る人なら自分で、出来ない場合は「専門の制作会社」に依頼することになります。

コーディングを依頼する際は、以下のことに注意しましょう。

  • アップロードするサーバーを決めておく
  • LPのドメインやURLを決めておく
  • LP経由で問い合わせがあった際のアドレスを決めておく
  • LPの問い合わせの返信メール(テンプレートなど)を用意しておく

これらを決めずに依頼すると、手間が掛かったり納期が遅れる場合があるので必ず初めに決めておくことが必須です。

また前述の通り、LPは作ったら終わりではなく「修正&改善」が必須なので、制作会社に依頼する際は今後定期的なやり取りを行うことになります。

その際に制作会社に無駄な手間を掛けさせない為にも、事前に想定できる今後の修正点などがあれば先に伝えておいた方が良いですね。

例えば、「価格」や「ファーストビュー」、「画像の変更」などですね。

公開、運用、効果測定を行う

 

最後は、LP公開後の「運用&効果測定」です。

公開後の見込み客の反応(購入、登録、クリック率など)を見て、修正&改善を行っていきます。

LPの公開後すぐに成果が出る場合もありますが、それでもこの修正&改善を行うことで成果を高めることが可能です。

この公開後のLPの「運用・効果測定・改善」をLPO(Landing Page Optimizetion)を言います。

ランディングページを作る際の注意点

 

ここでは、ランディングページをつくるさいの注意点を解説します。

それが、以下のもの。

  • 改善(LPO)が重要
  • 機能説明ではなくベネフィットを伝える
  • 問い合わせ=成功ではない

改善(LPO)が重要

 

売れるLPを作る為には、「LPO」を行うことが重要です。

LPを作っていきなり売れることもありますが、売れない場合もあります。

前者の場合、LPOを行うことで更に高い成果を得られるので、売り上げは大幅に増えます。

後者の場合は当然ですが、LPOを行わなければ赤字まっしぐらになります。

現在のECサイト業界では広告の数が膨大である為、このLPOを行わなければ同ジャンルの商品・サービスを扱う競合の広告などに太刀打ちできなくなるので必須だということ。

主なLPOの方法は以下の通りです。

  • ファーストビューの最適化
    →ターゲットに沿ったもの
  • CTAの最適化
    →使う言葉やボタンの色などを変えてみる
  • エントリーフォームの最適化
    →ボタンクリック後の目的(商品購入など)への到達のし易さの改善
  • コンテンツの内容の順番変更
    →伝える順番などを変えてみる
  • LPの表示速度の改善
    →画像の容量などを減らす

LPOを行う時は、これらを意識して改善してみてください。

ただし、LPOを行う時はいつでも基に戻せる様に「バックアップ」を取っておくことが必須です。

機能説明ではなくベネフィットを伝える

 

売れるLPでは、必ず「ベネフィット」を伝えています。

ベネフィットというのは、「その商品やサービスを購入するとどうなれるのか?」というのを明確に伝えることです。

LPでしっかりとベネフィットを明確に伝えることで訪問者に、「じゃあ買ってみようかな!」、「登録してみようかな!」と思って貰え行動してくれるのです。

その為、このベネフィットの要素が無いLPはまず成果を出すことが出来ません。

売れないLPの典型例は、「商品説明」などがダラダラと書かれている場合が多いです。

「この商品は○○の成分が入っていて~○○を刺激し~」など、商品説明がLPの大半を占めていることが多いですね。

この様なLPは、「その商品やサービスを購入するとどうなれるのか?」というベネフィットを訪問に感じて貰えない為に成果を出せません。

よって、あなたが売れるLPを作りたい場合は、この「ベネフィット」を意識して構築して下さい。

問い合わせ=成功ではない

 

問い合わせ=成功ではありません。

正しい方法でLPを作って見込み客を集めると問い合わせが来る様になるので、ここで満足感を得られるでしょう。

しかしそれはまだゴールではなく、「成約に至って初めて成功」と言えます。

まあ、問い合わせが来る時点で成約に繋がる可能性が高いLPなのですが、まだ気を抜いてはいけないということです。

多くの訪問者が集まっても問い合わせまでしかなく、成約に繋がらない場合も良くあることなので。

その場合は、商品購入などの目的までの導線がどこかでズレているか、CTAの請求が甘いなどの原因が考えられます。

よって、問い合わせで満足するのではなく「成約」に至って初めて成功だという意識を持ってください。

ランディングページの事例

 

ここでは、ランディングページの事例を紹介します。

売れているLPには売れる理由があります。

ランディングページは只真似ても成果を出せるものではないですが、売れているランディングページの事例を見ることで「雰囲気や構成」などを把握することは可能であり、それ自体は非常に役立ちます。

では、僕が優秀だと感じたLPの事例を紹介しますね。

復縁センター(男性版)

 

これは復縁の方法を教えてくれるサービスのLPです。

ジャンルとしては多少胡散臭いものがありますが、LPとしては優秀です。

復縁センター(女性版)

 

これは先程の復縁サービスの「女性版」です。

LP制作をプロに依頼したい人は

 

ここまで、売れるLPの作り方を解説しました。

あなたが自力で売れるLPを作れない場合は、プロに依頼する方法もあります。

とは言え、僕の考えとして制作を丸投げして依頼するより、「自分で売れるLPを作るスキル」を身に付けることが重要だと思って居ます。

そのスキルを一度身に付ければ、永久に無料でLPの作成や修正などを自在に行えますから。

僕は商品LP構築のコンサルタントなので、「Wordpressの固定ページを使うだけで容易に売れるLPを作れるノウハウ」をお教えします。

僕が構築を代行するのではなく、専用の当てはめ式テンプレートをお渡しするので、「あなたが自分で売れるLPを作る方法」をお教えしています。

興味がある場合は、以下のリンクからどうぞ。

ランディングページの作り方まとめ

 

当記事では、以下の内容を解説してきました。

  • LPを作る手順や構成の解説
  • LPを作る際に注意するべきこと
  • 売れるLPを作る為に必要なこと
  • 売れるLPを作って貰える会社は?

LPは作っていきなり売れる場合もありますが、全く売れない場合も勿論あります。

後者の場合、高額な費用を使ってLPを作り時間や労力を掛けてシナリオなどを考えたのに売れないなんてことは良くある話です。

自己流で作る場合この様な失敗は99%の確立で起こり、構築を代行する専門業者に依頼しても委託先を間違えれば高確率である話です。

そんなあなたの為に、僕の様な「商品LP構築のコンサルタント」がいます。

とは言え当記事を参考に作っても良いですし、僕に頼ってもOKです。

ぜひ、売れるLPを作って下さいね。

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