LPの運用というのは、「継続的なブラッシュアップ」が必須です。
一度完成したら終わりではなく、分析→改善→検証という作業を繰り返し行うことで、成果が出ている場合はより最大化し、まだ成果が出ていなくても原因は必ずあるのでこの作業により改善することが出来ます。
その為、たとえLPを作って成果が出ていない場合も諦める必要はありません。
この作業は「LPO」と呼ばれるもので、LPの運用をしている人であれば必ず行っていることです。
しかし、あなたにその知識が無いor経験が浅い場合は「何をすれば良いのか分からない」と感じるかと思います。
そこで当記事では、LP構築の専門家である僕が実際に行った改善策の事例をご紹介します。
目次
どちらの方がファーストビューの成果が高いのか?
ファーストビューとはその名の通り、LPに訪れたユーザーが一番初めに見る部分(LPの一番上)のことです。
基本的にはキャチコピー付きのヘッダー画像を設置することになりますが、この出来次第で「そのLPを見るか否か」を瞬時に判断されてしまうので、ここはLPの成果が決まる最も重要な部分と言えます。
なので、LPを改善する際はこのファーストビューを一番初めに手を付ける場合が多いですね。
ただし、改善が成功すれば大きな成果を得られますが、失敗すれば逆効果になる要素でもあるので、「LPのターゲット、コンセプト、扱う商品内容」などとズレない様に改善することが必須です。
因みに、改善する際は元のファーストビューのデータを保存しておくことで、上手く行かなかった際も瞬時に元に戻せるのでおすすめです。
それではこのファーストビューにおける、僕の成功事例をご紹介します。
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こちらは、「メルマガ運用ノウハウのオンライン講座」の販売に繋げるメルマガ登録ページのファーストビューの改善ケースです。
改善したポイントは、「ターゲットの変更」です。
「メルマガで収入を得たい方へ」から「メルマガから商品が売れる様になりたい方へ」と変更したことで、後のオンライン講座の成約率が大幅に上がりました。
理由としては、前者のコピーで集まる可能性が高い「まだメルマガを始めていない人」(検討している人)より、「既にメルマガを運用しているが商品が売れていない人」をターゲットにした方が【悩み】が深く成約しやすいと思ったからです。
何事も、まだ始めていない段階人の感情というのは「興味」や「憧れ」という、そこまで解決したいという欲求ではない場合が多いです。
しかし、既に実践しているものの成果が出ていない人というのは「早急に解決したい!」という感情である場合が多いので、その様な人をターゲットにした方が成約率が高まるということ。
その仮説は大正解であり、後にオファーした「メルマガ運用ノウハウのオンライン講座」の成約率が大幅に高まりました。
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こちらは、「キャッチコピー作成コンサルティング」に繋げるメルマガ登録ページのファーストビューです。
僕は様々なWEBマーケティングのスキルを持っているので、この様なジャンルのノウハウ販売を得意としています。
改善したポイントは、「コンセプトのオファー」です。
前者の「競合と差別化する魅力的なキャチコピーを作りませんか?」に「+売り上げを増やしませんか?」という【理想の未来をイメージさせるオファー】を加えたことで、成約率が高まりました。
セールスにおいて重要なのは、商品説明やメリットの説明ではなく「理想の未来をイメージさせること」(購入したらどうなれるのか?等)である為、この要素を加えることで成約率が上がるのではないかという仮説を立てたのですね。
結果は大正解で、「キャッチコピー作成コンサルティング」の成約率が上がりました。
因みに、僕のLP構築ノウハウではデザイン性をそこまで重視していないので、「Wordpressの固定ページで簡単に作ったLP」でバコバコ高単価商品(5万円~20万円以上)を高成約率で売れる特徴があります。
そういった点も、綺麗なデザインを売りにしたLP構築を行う競合と差別化できる要素になっています。
どちらのCTA(コールトゥーアクション)の方が成果が高いか?
CTA(コールトゥーアクション)は、ユーザーをコンバージョンに誘導する為の要素を差します。
具体的には、商品購入やメルマガ登録、資料請求、お問い合わせなどのボタン、それを誘導するテキストコピー等です。
これはLPを作る目的に繋げる要素である為、こちらも改善を繰り替えすことが必須です。
その為、ファーストビューに次いで改善する優先度が高いのが、このCTAなのです。
因みにCTAは、ただメルマガ登録ボタンや購入ボタンを設置するだけでは高い成果は得られません。
例えば、「ボタン内や周辺のテキストコピー」や「色」、「サイズ」、「使用する画像」などを変えるだけでも大きくコンバージョン率は変わります。
ボタンは目立たせなければユーザーが見つけられないor見逃してしまうというリスクがあるので、LPのデザインを考えて目立つものにすることが必須です。
とは言え、やり過ぎると「売り込み感」を感じさせてしまい逆効果なので、ユーザー目線に立って調整する必要があります。
テキストコピーも、コンバージョンに繋げたい余りに売り込み感を出してしまうと逆効果なので同様です。
それでは、このCTAにおける成功事例をご紹介しますね。
メルマガ運用ノウハウのオンライン講座へのメルマガ登録ページ
こちらは先程紹介した、メルマガ運用ノウハウのオンライン講座へのメルマガ登録ページへ繋げる「メルマガ登録ボタン」の色&テキストコピーの変更です。
まず、メルマガ登録におけるボタンの色は「緑」が効果的である為、元は赤にしていたボタンを緑に変更。
まあこれ位は誰でもやっていることでしょう。
次に、メルマガ登録を促す際に行動して貰う請求が、「今だけ期間限定で5つのメルマガノウハウテンプレートを無料プレゼントします」なので、「メルマガ登録する」→「ノウハウテンプレートを受け取る」に変えました。
ただ、「メルマガ登録する」や「メルマガ登録はこちら」では行動を促す請求として弱いと感じたので、【ノウハウテンプレートを受け取る】に変えた方が繋がり的にズレが無いと思ったのですね。
結果的に、メルマガ登録率は大幅に上がったので大成功でした。
そしてメルマガ登録率が上がったので、数の理論的にメルマガ運用ノウハウのオンライン講座の売り上げも上がりました。
このテキストコピーの改善を間違えると、たとえ登録率は上がっても成約率が下がる場合があるので注意が必要です。
どちらのストーリー構成の方が成果が高いか?
LPの改善では、目的へ繋げる為の「ストーリー」も重要です。
例えば、いきなり「この商品がおすすめです!」より、「こんなお悩み抱えていませんか?」→「それを解決する方法は〇〇をすることです!」→「そんなあなたにおすすめの商品があります!」とストーリー性を持たせた方が価値を感じてくれますからね。
このストーリーでも、元のストーリーの配置を変えたり足したりすることでコンバージョン率が上がることはよくあります。
では、ストーリー変更における成功事例をご紹介します。
売れるキャッチコピー作成のオンライン講座
- 爆売れキャッチコピーの作り方
- こんなお悩み抱えていませんか?
- 売れるキャッチコピーを作れる様になると○○が出来ます
- そのキャッチコピーの作り方をお教えします
- 爆売れキャッチコピーの作り方
- こんなお悩み抱えていませんか?
- 売れるキャッチコピーを作れる様になると○○が出来ます
- あなたが売れるキャッチコピーを作る為には○○が必要です
- そのキャッチコピーの作り方をお教えします
こちらは、先程紹介した「売れるキャッチコピー作成のオンライン講座」の販売LPにおけるストーリーを変更しました。
変更点は、「あなたが売れるキャッチコピーを作る為には○○が必要です」というビジネスで言うところの「教育」の要素を入れたことです。
教育と言うと響きが悪いですが、これはセールスにおいて物凄く重要な要素なのですね。
具体的には、「その悩みを解決する為に何が必要なのか?」、「何故その○○をしなければいけないのか?」、「その必要性と根拠は?」などの部分を伝えました。
この要素を加えれば、よりターゲットにその悩みを解決する理屈が伝わり、根拠を示すことで自分への信頼が高まることでコンサルティングの成約率が増大すると思ったのです。
結果は大成功でした。
まとめ
ここまで、LPの成果を上げる為の改善における成功事例をご紹介しました。
LPの運用において、改善は必ずやるべき作業です。
作って直ぐに成果が出る場合もあれば出ない場合もありますが、後者の場合でも改善を継続することでコンバージョンに繋げることは可能です。
当記事で解説したファーストビュー、CTAのテキストコピー、ボタンの色、サイズ、ストーリーは変更するだけで大きな変化を生み出せます。
ただし、それは大前提として「ユーザー目線でLPが見やすい構成」&「想定するターゲットに響くLP設計」(シナリオ原稿など)があってこその効果です。
この基本設計が間違っていれば何かしらの変化はあるかもしれませんが、まずコンバージョンには繋がらないのでご注意ください。
そしてしつこい様ですが、LPは一度作ったら終わりではなく「継続」して改善することが必須です。
そして改善する際は、LPの設計(ターゲット、コンセプトなど)を意識してズレが無い様に注意して行って下さい。
ここがズレると逆効果になりますから、改善における最も重要な注意点です。
この点に注意しながら改善していけば、「当たり」を引いて大きな成果を上げられるでしょう。
また、僕は高単価商品でも高成約率で売れるLPの書き方を発信しているので、興味があれば「以下の記事」をご覧ください。
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